ドイツ語での時計の読み方(超基礎編)
ドイツ語での時計の読み方に、苦労していませんか?
特に、ドイツ語での普段の会話では、ただ数字をそのまま言っていません。日本語の発想と少し違うので、戸惑う方も多いかと思います。
トーマスは、日本の大学で26年間ドイツ語を教えてきましたが、やはり時計の表現に苦労する学生は多かったそうです。
ドイツ語の資格試験でも、問題数は少ないとはいえ、時計の問題は出されますしね・・・。
大学でのドイツ語試験にも、やはり出てきますよね・・・。
この記事では、時計の読み方の超基礎(〜時、〜時30分、〜時半)の3種類の読み方を、丁寧に紹介していきます。
15分、45分、〜分前、〜分後などの言い方は、別の記事で説明します。
まずは超基礎編で自信をつけていきましょう。そして、ドイツ語での時計の表現は、完全マスターしていきましょう。
試験でもOK!ドイツ語ネイティブと時間の待ち合わせをする時もOK!の状態にしていきます!
動画でネイティブ発音をチェック!
「時計の読み方:超基礎編」の動画を、YouTubeでアップしました。
この動画では、「〜時」「〜時30分」「〜時半」の言い方の説明をしています。
特に、「〜時半」のドイツ語の言い方は厄介です。映像で確認すると、少しわかりやすくなるかもしれません。
兎にも角にも「数字」
ドイツ語の数字の言い方を忘れてしまった方は、こちらも参考にしておいて下さい。
数字に見られる ei や ie や eu の二重母音も、取り上げています。
なんとか覚えやすいように、いろいろ提案しています。
〜時(1時、2時・・・)
「1時」のように、ちょうど0分の場合には、数字の後にUhrをつけるだけです。
ただ!1時だけは要注意です。
1 はドイツ語でeinsとsが入りますが、後にUhrを言う時には、einsにsはつけません。
ココに注意
1時 → ○ ein Uhr, ✖️ eins Uhr
2時以降は、そのまま言って大丈夫です。
1時:ein Uhr
2時: zwei Uhr
3時: drei Uhr
4時: vier Uhr
5時: fünf Uhr
6時: sechs Uhr
7時 :sieben Uhr
8時 :acht Uhr
9時: neun Uhr
10時: zehn Uhr
11時: elf Uhr
12時 :zwölf Uhr
〜時30分(1時30分、2時30分・・・)
「〜時30分」と言う場合、Uhrの後に、30のドイツ語 dreißigをつけるだけです。
「分」を表すドイツ語 Minuten は言わなくても大丈夫です。
1時30分:ein Uhr dreißig
2時30分:zwei Uhr dreißig
3時30分:drei Uhr dreißig
4時30分:vier Uhr dreißig
5時30分:fünf Uhr dreißig
6時30分:sechs Uhr dreißig
7時30分:sieben Uhrdreißig
8時30分:acht Uhr dreißig
9時30分:neun Uhr dreißig
10時30分:zehn Uhr dreißig
11時30分:elf Uhr dreißig
12時30分:zwölf Uhr dreißig
〜時半(1時半、2時半・・・)
ここまでは、比較的簡単に理解できたと思います。
少し複雑になるのは、ここからです。
日本語の場合「〜時半」
日本語で「30分」のことを「半」とも言いますよね。例えば、2時30分のことを「2時半」とも言います。
先に「2時」、そして「半」と言います。
これは「2時から30分過ぎた」ことを表しています。
日本語では、2時30分は2時台になるのですよね。
ドイツ語の場合 「halb + 時間」
ドイツ語の場合でも「〜時半」の言い方は、普段の会話でよく使います。
ドイツ語では、「半分」という意味のhalbを使います。
要注意なのは、ドイツ語では「2時半」のことを「3時になるまで後30分」と考えるのです。
「2時30分」は日本語では2時台、ドイツ語では3時台、を中心に考えていると言ってもいいのかもしれません。
ドイツ語では先にhalbと言い、その後で、時間を言います。
つまり、2時半はドイツ語で、halb drei と言います。
1時半:halb zwei
2時半:halb drei
3時半:halb vier
4時半:halb fünf
5時半:halb sechs
6時半:halb sieben
7時半:halb acht
8時半:halb neun
9時半:halb zehn
10時半:halb elf
11時半:halb zwölf
12時半は、halb eins になります。この場合は、eins の最後の s もつけましょう。
12時半:halb eins
まとめ
今回は「時計の読み方:超基礎編」をやりました。
「〜時」「〜時30分」の読み方は、数字をしっかり覚えている方は、楽勝だったと思います。
でも「〜時半」の表現には、少し慣れが必要ですね。
ネイティブは普段の会話で本当にこの表現を使っているので、マスターしておいた方がいいですね。
難易度が数段上がってくる「15分」「45分」「〜分前」「〜分後」などの言い方は、別の記事にまとめていきます。
それにしても、言語によって、時計の見方が違うなんて、面白いですよね。頭の体操にもなりそうです。
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ドイツ語の辞書をどれにしようか、迷っている方のために、記事でまとめておきました。
無料でオンラインでも調べられるドイツ語辞書もあります。